出会い系、マッチングアプリの定番といえば「Tinder（ティンダー）」でしょう。位置情報（GPS）を使い、近くにいるユーザーと繋がることができます。ただし、このアプリは利用規約が厳しく、一度アカウントが利用停止されると永久に登録することができなくなります。
目次
Tinderアカウントの登録に必要なもの
Tinderアカウントを作成するにはスマートフォン、携帯電話番号、メールアドレスが必要になります。登録時に認証コードがSMS（ショートメール）で送られてくるので、SMSを受信できないスマートフォンでは作成できません。格安SIMカードを使用する場合は、電話番号が付与され、SMSを受信できる音声通話付きのSIMカードを契約する必要があります。
Tinderは利用停止されやすく解除されにくい
Tinderはアカウントが利用停止（いわゆる凍結、BAN）されやすいです。あくまでも私の予測ですが、メッセージは人間が目視で監視することは利用者数の多さから限界があることから、大部分はAIでコンピューターが機械的に監視していると思われます。特に卑猥なメッセージを送ったり、性的な写真・動画を求めるのは注意が必要です。怪しいと目を付けられると、確認の作業を要求されたり、即停止になることもあります。
このメッセージが出てきたら注意 利用停止されると復活は不可能
Tinderは「リクエストを送信」からトラブルのお問い合わせや異議申し立てをすることはできますが、利用停止されると停止の解除、アカウント復活はほぼ不可能と思って下さい。非常に厳しいです。
あなたが人間か確認させてください 質問に回答してあなたがロボットではないことを証明してください。
本人か疑われた場合に出るメッセージ
あなたが人間か確認させてください
このメッセージは、同じようなメッセージを複数人に送ったりしてAIに本人ではなく、ロボットではないかと疑われた際によく出てくるメッセージです。やり取りがAIによって機械的に監視されている証拠です。
「検証する」を押すと指定されたものを選択してくださいという画面が出てきます。これを何度か回答し、正しければまずはロボットではないことが証明されます。
プロフィールの認証が必要です
先の回答でロボットではないことが証明されましたが、まだそれが本人であるかどうかは証明されていません。プロフィールに登録された情報が本人であるかどうか疑われる場合にこの画面が出てきます。
この画面が出てきた場合は、アカウントがロックされた状態でアプリの使用はできません。この段階ではまだ利用停止（アカウント削除）にはなっていません。カメラを使って指定されたポーズを撮影し、プロフィールの写真と合っているのか機械的な確認が行われます。
しかし、プロフィールに顔が写っている写真を載せていない場合はどうするのかという疑問が残ります。これが最終チェックであり、これに成功するとアカウントが復活、失敗すると問答無用で利用停止になるケースが多いです。
ですので、顔写真を載せていない、本人の写真を使っていない場合はここは放置しましょう。アプリを強制終了し、再度起動した際に128kbpsクラスの低速回線を使っていたりすると運よく設定ページにアクセスできることがあります。
「設定」ページにアクセスできたら、最下部にある「アカウントを削除」を押してアカウントを完全に削除します。アカウントを削除するとプロフィール、写真などの登録情報はデータベースから削除されると思われます。
ここまで成功すると、アカウントを新たに作り直すことができます（必ずできるとは断言できませんが、私の場合はできました）。ただし、アカウントを削除後、すぐに新規作成すると業者ではないかと不審に思われる可能性があるため、アカウントの削除から１週間以上間隔を空けてから新規作成した方がいいと思います。間隔は長ければ長いほどいいと思います。特に短期間に何度も削除、登録を繰り返しているとAIによってこの人は不審だと思われる可能性が高いです。
利用停止されてもアカウントを作る方法
Tinderが利用停止されると同じ端末でアカウントを作るのは原則不可能になります。というのもTinderの利用停止は電話番号、メールアドレス、端末情報など複数の情報をアプリと紐づけてブロックしているため、同じ電話番号を使った新規登録はもちろんですが、同じスマートフォン、同じメールアドレスを使った場合も登録できません。
1.確実に新規登録する方法
新たに新規登録したい場合は、最低限以下の３つが必要になります。新たにスマホを購入し、通信会社と契約して新しい電話番号を作れば、利用停止されても新規アカウントは作り続けることができるということになります。
- 新しいスマートフォン端末（中古でも可能だが過去に停止された端末は不可）
- 新しい携帯電話番号（過去に停止された番号は不可）
- 新しいメールアドレス（過去に停止されたメールアドレスは不可）
Tinderを使いたいだけであれば高額な最新スマホは不要です。最近はスマホの価格高騰で０円スマホはなくなってしまいましたが、Androidの格安スマホであれば３万円前後で購入できますし、iPhoneでも廉価版のiPhone SEであれば安く購入できます。
通信会社も格安SIMカードを使えば維持費を抑えられます。おすすめの通信会社はpovoです。半年に１度のペースで有料トッピングを追加すれば、契約解除されることなく毎月無料で維持できるからです。メールアドレスはGmailやYahooメール、キャリアメールなどを使えば問題ありませんが、過去に停止されたアカウントで使ったメールアドレスを新しく用意した端末で使用するとその端末もまたBANになってしまうのでご注意下さい。
メールアドレスを登録する際にメールアドレス認証用のリンクが届きますが、そのままそのリンクをタッチするには注意が必要です。リンクを押すと既定ブラウザで開かれますが、そのブラウザで過去にTinderを使っており、BANになったことのある方の場合、即時BANになります。過去にBANになったことのないブラウザを使う必要があります。既定ブラウザが過去にBANになっている方は、メールのリンク先を長押しでURLをコピーし、BANになったことのないほかのブラウザで開きましょう。
2.同じ端末でも新規登録する裏ワザがある
ただし、同じスマートフォン端末でも新規登録する方法があります。それは、新しい電話番号を取得し、TinderのアプリではなくGoogle Chrome、Firefox、Safariなどのインターネットブラウザを使って登録する方法です。以前はSecond Phoneなどの有料アプリで電話番号を作成して登録に使えたのですが、今は使えるアプリが見当たりません。あったら教えて下さい。
Tinderのアプリは一度利用停止されると登録情報が端末と紐づいているため、たとえ電話番号を変えても同じ端末では再登録はできません。再登録した瞬間にその新しい番号も利用停止されて二度と使えなくなります。こんなに厳しいアプリはなかなかありませんね。一度利用停止されたTinderアプリ、インターネットブラウザ、携帯電話番号、メールアドレスは絶対に再利用してはいけません。
私は上記1の方法でサブのスマホを購入し、確実に新規登録することをおすすめします。
利用停止・凍結（BAN）を回避し末永く使う方法
プロフィール、送信メッセージの内容に注意する
Tinderの停止を回避するには、当たり前ですが変なメッセージは送らないことです。同じメッセージを複数人に送りつけるのもロボットと疑われるのでやめた方がいいです。また、プロフィールに性的な出会いを求める内容や卑猥な写真を載せている人も結構多くいますが、当然これも厳禁です。目視だけでなく、AIによって機械的に監視されているので、この人怪しいなと思われると利用停止かロボットではないか本人確認のメッセージが出てくる可能性が高いです。引っ掛かりそうなキーワードは使わず、内容には細心の注意を払いましょう。AV、S○X、このようなキーワードは絶対ダメです。
通報に注意 場合によってはマッチを解消する
Tinderの利用停止は機械的な判定によるチェックだけではありません。機械的に引っ掛からないように隠語を使っても相手に通報されたらおしまいです。私は過去に複数の人と軽い下ネタのやり取りをしていて、会わなかったら複数人に通報されて停止になったことがあります。
LINEのように送信したメッセージは取り消しできないので、「内容が引っ掛かりそう」、「通報されたら間違いなく停止される」と思う場合は、早めにその人とのマッチを解消することをおすすめします。その人とやり取りを継続したいのであればLINEなどほかのアプリに移行しましょう。TinderではLINEの交換自体は禁止されていません。
例えば、やり取りをLINEに移行しすぐにTinderのマッチを解消すると、相手にサクラや業者を疑われる可能性がありますが仕方ありません。マッチしたからアプリを消したとでも言って誤魔化しましょう。
右上のマークを押すと「安全のためのオプション」という画面が出てくるので、「○○とマッチを解消する」を押すと、相互のマッチが解消されます。双方のマッチが削除され、相手のメッセージからも過去のやり取りを含めて消えるので通報が事実上不可能になり、通報されるリスクが下がります。
私は以上の方法で細心の注意を払って使っています。AIで機械的に監視されているという意識を持つことが大事です。Tinderは利用者数が圧倒的に多いので楽しいです。マナーを守って使いましょう。
