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シャンプーをSALAからDiane(ダイアン)エクストラナイトリペアに変えてみた

 今までカネボウのSALA(サラ)を使っていましたが、近くのドラッグストアで見かけなくなりました。インターネットでは売ってるので生産終了したわけではないようですが、近くの店に売ってないという書き込みが多く見られます。手に入りづらくなったので、シャンプーを変えることにしました。

新しいシャンプー選び

購入の条件
  • 近所のドラッグストアに売っていて手に入りやすい
  • お手ごろな価格(各1,000円以下)
  • ボトルタイプと詰め替えタイプがある

 購入の条件はシンプルに3つだけ。美容院に売っているような高価なシャンプーではなく、近所のドラッグストアで手に入る安価(1,000円以下)なもの。最初はボトルで買うのでボトルタイプと詰め替え用があること。ボトルがお洒落だとなお良いです。

 1,000円以下でドラッグストアで買えるものとなると候補が限られてきますが、パンテーン、ラックス、H&S、TSUBAKIなどたくさんのブランドの中から何を選べばいいか迷いました。頼りはインターネット上の口コミ。とはいえ、髪の状態は人それぞれ。シャンプーは人によって合う合わないがあるため、この人にはよく合ったとしてもそれが自分にも合うとは限りません。とにかく試してみるしかないのです。

目に留まったブランド「Diane(ダイアン)」

 インターネットで調べていると、とあるブランドを見つけました。「Diane(ダイアン)」です。容器も香水のボトルみたいでめちゃくちゃかわいい。しかし、メーカーは有名なP&G、資生堂とか聞いたことのある会社ではなく、ネイチャーラボという会社でした。製造販売元はメディコス製薬というこれもまったく聞いたことがありません。新興メーカーですね。

 ただ、ダイアンは電車の車内広告で見たことがあります。モデル・女優の本田翼さんがイメージキャラクターになっており、テレビCMも流れているので一応安心感はあります。アマゾンやインターネットの口コミ評価も高かったです。

美容師がおすすめするコスパ最強の市販シャンプー&トリートメント

 それからダイアンのことを調べまくりました。YouTubeでも美容師がおすすめする市販のシャンプー、トリートメントでダイアンが選ばれていました。その商品がこちらです。

 美容師さんによると、ダイアンの茶色のボトル(エクストラダメージリペア)は市販の低価格シャンプー、トリートメントの割には良い成分を使用しているとのことです。特にトリートメントには色々な良い成分が使われているそうです。欠点としては、シャンプーの洗浄成分に「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」という洗浄力が強めの成分が使われていることで、乾燥肌・敏感肌の方は注意が必要みたいです。

 ただ、これもバランスが重要で、トリートメントはコーティング力が高めのため、シャンプーの洗浄力が弱いと毎回シリコンが流しきれずに蓄積されるそうです。よくあるのが、シャンプーをずっと使い続けているとベタベタしてきたり、最初は良かったのにだんだん使用感が悪くなるということになりやすいそうです。洗浄力が弱いとワックスなどのスタイリング剤も落ちにくくなります。これは髪にとっても良くありません。

 そのため、市販の多くのシャンプーはバランスを取って、安全である程度洗浄力のある成分(いわゆる高級アルコール系界面活性剤)を使用するようですね。ほかにも洗浄力が強めの界面活性剤に「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」があり、前者は頭皮へ浸透しやすく残留性が高いため、外資系の一部シャンプーでは使用していますが、日本のシャンプーではほぼ使われなくなっているそうです。

 後者は前者のラウリル硫酸Naより頭皮への刺激を抑えたもので、ラウリル硫酸Naに代わって出てきた最近の主流であり、PANTENE(パンテーン)、LUX(ラックス)など多くの市販シャンプーで使われています。一部ネット上ではラウレス硫酸は危険、使わない方がいいといった記事も見られますが、安全性は確認されており、そこまで神経質になることはないそうです。

 安価な市販シャンプーの裏側の成分を見れば分かりますが、ほぼ高級アルコール系の界面活性剤が使われています。用法を守れば必ずしもデメリットというわけではありません。ただ、かゆみを感じる方や乾燥肌・敏感肌で頭皮への刺激を抑えたいのであれば、泡立ちや洗浄力はやや弱く、値段は高くなりますが、アミノ酸系のものを選ぶといいです。

洗浄力が高めの主な界面活性剤

  • ラウリル硫酸Na…洗浄力が高く刺激も強め。脱脂力があるため、余分な皮脂も取り除き乾燥、痒みの原因になる可能性がある。ラウレス硫酸Naより分子量が小さいため頭皮に残りやすい。最近はほとんど使われない。
  • ラウレス硫酸Na…洗浄力は高いが、ラウリル硫酸Naを改良したもので、刺激や残留性がより低く抑えられている。現在の主流となっている。
  • ラウレス硫酸アンモニウム…洗浄力は高いが、上の2つよりはやや劣り、刺激もやや低い。
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na…上記3つは石油由来だが、こちらは植物由来で安価なため最近上記の代わりに使われることも多い。洗浄力は高く、刺激もラウレス硫酸系とほとんど変わらない。

使用後記 洗った瞬間、触った瞬間に驚いた

 茶色のボトルの「エクストラダメージリペア」はアマゾンでも評価が高く、売れ筋1位の人気となっていましたが、私はブルーのボトルの「エクストラナイトリペア」を購入しました。

 このナイトリペアは今までは秋冬の乾燥が気になる季節限定商品として発売され、毎年即完売の人気商品となっていましたが、定番化を望む声が多く寄せられ、2022年9月1日からレギュラーラインナップに加わりました。CMでもナイトリペアが登場することから、メーカーとしてもこれが一押し商品なのだと思います。レギュラー化されたばかりなので、今後口コミも多く寄せられると思います。

 カネボウのSALAは薔薇の香りは気に入っていたのですが、ツヤが出なくて、翌日になるとバサバサ、ベタベタするのが気になっていました。おそらくシリコンが蓄積していてしっかり洗浄されていなかったのでしょうか。ダイアンでは洗浄成分に洗浄力の強い「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」が使われているので、敏感肌・乾燥肌の方は合わない可能性もありますが、私は特に問題ありませんでした。特にスプレーやワックスを多用する方は洗浄成分が弱すぎても落ちにくいと思います。

液体の出る方向には線が入っている
ボトルの前面 残量も分かりやすい

 見た目ですが、まずボトルがおしゃれです。茶色だとウイスキーのボトルに見えてしまいますが、ブルーはまるで香水のビンみたいです。中身が見えないボトルが多い中、透けて見えるのも残量が分かって良いですね。液体の出る方向が分かりにくいという口コミもありましたが、私はラックに入れて固定してるので問題ありませんでした。出る部分にちゃんと線が入っています。

 早速、シャンプーをします。シャンプーは透明の液体になっています。次にトリートメントをします。トリートメントは白色でやや硬めの液状です。トリートメントのボトル裏面には「シャンプー後、軽く髪の水気をきります。適量を手にとり、髪全体になじませます。しばらく置いた後、よくすすいで下さい。」と書かれています。洗い流した瞬間に驚きました。明らかに手が滑ってツルツルしています。もっと驚いたのはドライヤーで髪を乾かした後です。手で触るとつやつや、サラサラです。これは以前と明らかに違いました。シャンプー、トリートメントを変えて1日目でこうも変わるものなのかとびっくりしました。

 翌日も髪がまとまっており、寝ぐせがつきにくいです。さすがに午後になると若干ベタベタしてきますが、これは汗をかいたり長時間空気に触れているので仕方ないと思います。でも以前ほどのベタベタはなくなりました。しっかり洗浄されている感じがします。私にはこの洗浄感とトリートメントのコーティングが合っていました。驚くほど手触りが違ったので、今のところ大満足です。

 においは「ミッドナイトベリー」で、甘いバニラとホワイトフローラルです。しかし、フローラルというよりバニラ系の甘い香りが強いと思います。この香りが口コミで大評判でしたが、私は最初は慣れませんでした。ただ、においが強そうに見えて翌日にはにおいが残らないという口コミも決め手になりました。美容院や化粧品メーカーが出してるような高価なシャンプー、トリートメントは金銭的にも負担になってしまいますが、これは価格も高くないのでおすすめです。

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